大人の「発達障害」とは?ADHDとASDあるある。併発についても解説。

コラム

どうも、おしんです。今回は私自身も悩まされている発達障害についてまとめます。

おしん

元普通の会社員→会社員がつらくて自営業(5年目)

2023年6月から精神科に通院しています。ASDとADHD、双極性障害を診断されています。

同じような境遇で悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです!

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私はADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム症)を併発している状況ですが、今回集めた「あるある」は頷ける部分がかなりありました。

私にとってもこのまとめは重要なものであり、皆さんにとっても役に立つ情報となるように努めます。

個人で集めたデータや数字を参考に、SNSでの共感を得ているツイートからも一部抜粋しています。

以下、目次になります。

大人の発達障害とは?

発達障害とは

発達障害は、脳機能の発達が関係する障害です。コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠如多動性障害があります。発達障害は、複数の障害が重なって現れる事もありますし、障がいの程度や年齢(発達段階)、生活環境などによっても症状は違ってきます。発達障害は多様であることをご理解ください。

政府広報オンラインより要約

発達障害は上のような社会生活に支障がある特性の総称と言っていいでしょう。

それでは一体どのくらいの方が「発達障害」に当てはまるでしょうか?

冒頭でも述べた通り、私はADHDとASDを併発しています。ここでは例として、ADHDとASDの割合について数字を上げておきます。

 

ASD・ADHDの100人あたりの人数
・ASD→100人に1人程度
・ADHD→100人に3〜4人程度

学校で学年に1〜4人程度はいると認識しても良い数字ですね。「結構いるんだなぁ」と私は感じました。

【ASD参考】https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-005.html

【ADHD参考】https://www.shinagawa-mental.com/column/diseases-list/adhd/

発達障害の併発について

発達障害には併発しやすい病気があります。例えば私は、「ASD」「ADHD」「双極性障害」を併発しています。

前提として、発達障害があるから「特定の病気」が併発しやすいという事はないです。気になれば「かかりつけの先生」に相談してみてください。

私の場合「双極性障害」が二次障害として併発していると診断されました。これは発達障害の特性が原因で「後発的に発症」したものと診断されています。

例えばこんな二次障害があります
うつ病、双極性障害、不安障害、パーソナリティ障害、睡眠障害、各依存症etc...

 

その他にも発達障害同士で併発する事もあります。私の場合は「ASD」と「ADHD」が該当しています。

ASDとADHDに限るとASDと診断された人の「30〜50%」がADHDの症状があると言われているそうです。

【発達障害の併存について参考】https://osakamental.com/symptoms/adhd/adhdasd.html

ASDが100人に1人と言われていますが、その内50%がADHDだとすると単純計算で「200人に1人」程度は併発している方がいるという事になりますね。

既にASDかADHDと診断されている場合は、かかりつけの先生に聞いてみるのも良いかもしれません。

ADHD・ASDあるある

私は特にASDとADHDで困っていて、「あるある」を共有出来れば良いなと考えています。

共有する目的としては、知っておく事で対策し普段の生活に活かしてもらえたらと思っています。

ASDあるある

  • 情報の処理に時間がかかる。予想のつかない雑談は苦手。
  • 得意な話や完璧な準備の元でないと会話中に不安になりがち。
  • 情報の同時処理が苦手。話をしながら何かをやるのが苦手。

ADHDあるある

  • 甘い物が結構好きである。多幸感が得られるという意見が多い。
  • 衝動的になりがち。リスクは考慮出来ない。歯止めが効かない。
  • 基本的に自分がやりたい事しか出来ない。それ以外全部先延ばし。
  • ただし先延ばしをしている事に罪悪感を感じている。
  • 脳内で整理する前に浮かんだら言葉が出る。支離滅裂な話しがち。
  • 気がついたらお金を使っている。(使わなくても良いものに)
  • 論理的に考えているが結果は出ない事が多い。
  • 探し物は常に近くにある。「あった!」と言いがち。

ASD×ADHD併存あるある

  • 興味ない話を聞くのが苦手。ほぼ聞いてない。
  • 刺激を追求するが感覚過敏で思ったより疲れる。
  • 傷つきやすく反芻思考で苦しみが解消されない。
  • 情緒不安定で強い不安がある為、希死念慮が止まらない。
  • 考えが常に浮かぶが同時に不安もあるのでやらずに終わる。
  • 喋っていい場面か分からなくても喋り始める。
  • 完璧主義だが飽き性であり、次の日には忘れる。
  • 強いこだわりがあるが雑にやって終わる日が多い。
  • 嫌な事の記憶力がすごい、他の事はすぐ忘れる。

 

いかがでしたでしょうか?今回はASDとADHDのあるあるがSNSに多くあったので、それらを主に採用していきました。

こういう「発達障害あるある」があるよという事で、ぜひ普段の生活に活かして頂ければまとめた甲斐があります。

あるあるがつらいと感じた時は先生や家族にも相談してみてください。

特性であると割りきる

ここまで発達障害あるあるや、人数分布、精神障害の併発などについて触れてきました。

結局のところ、1番のあるあるなんですが「つらい時は地獄のようにつらい」んですよね。

他の方とはやはり「何か」が違うわけで、だからこそやれない事もたくさんあります。ですがマイナスな事ばかり考えても埒が明かないです。

 

自分に出来ない事を探すよりも、自分に出来る事を多く見つけていくことが大切なことだと思います。

私も発達障害ですが、情報を集めて自分を知ろうと努力しています。その結果やれそうな事もたくさん見つけました。

100日間自分の精神状態を記録した事もあります。まずは「一歩を踏み出す事」が大きな一歩になると信じています。

 

発達障害は思っているよりもつらい時はあります。ですが同時に個性や特性である事を忘れないでほしいです。

世の中の風当たりが強く感じる時もあります。工夫して生きていけるポテンシャルがあなたにもあるはずです。

苦しくてもその「特性」を活かして頑張っていきたいですね。私も頑張ります!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。また次のコラムでお会いしましょう。

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